”乙”刻印

JR山陽本線市川橋梁の上り線(山陽鉄道開業時の構造物)、姫路方河川ぎわの橋脚に見られる。小口に大きく「乙」の字の刻印(手書きではなく判による打刻)。他に類例を見ない特徴的な刻印である。

市川橋梁では他にも”□+漢字”や漢数字刻印が見つかっている。市川橋梁区間の開業は明治21年(1888)だが当初は仮木橋で、明治23年9月に煉瓦橋脚の本橋が完成した(鈴木敬二「山陽鉄道の煉瓦造構造物-兵庫県内での事例研究-」(『鉄道史学』第36号)。


「 乙」カテゴリーアーカイブ