“□+カナ”(西尾士族工場識別印)

揖斐川橋梁や石ヶ瀬川橋梁敦賀港駅ランプ小屋に使用されている”□+漢字“印と同サイズで、漢字ではなくカナを内包するタイプ。西尾市市街で散見され(特に西尾藩勘定場跡周辺で濃厚)、また米津町でも同型刻印が検出される。西尾士族生産所のM20棚上表には”A、B、C形”、”イー、デー形”と並んで”イロハ印形”が計上されており、これが”□+カナ”印の煉瓦を示すものと想像される。現時点では”□+れ”を除きすべて3インチ厚の肉厚普通煉瓦である。

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