□+漢数字(西尾士族工場識別印)

東洋組西尾分局あるいはその後継工場が使用したとみられる添印。作業者識別印と考えられる。西尾市街では”□+二七””□+二”を検出、いずれも肉厚の撥形異形煉瓦に打刻されたものであった。東洋組印にこのタイプの印を添えたものや天工会社印に添えたものが『国内煉瓦刻印集成』に収録されている。

東洋組時代より後には揖斐川橋梁などで検出されている”□+漢字”印を使用した。さらに後、東海道線の9ft井筒用意業煉瓦”デー”・”イー”では漢数字のみの添印を使用。また西尾市史の記述によれば”イロハ印”なる印も使用した形跡があり、短期間のうちに変化していることは注目に値する。

”□+漢数字”添印は古市工場の”□+カナ”添字によく似ているが、囲う四角の角がやや丸い傾向にあるようである。西尾市街”□+二”と木曽川橋梁井筒”□+ニ”を比較されたい。

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