機械成形ラミネーション(「中抜き」)@近江八幡市日杉町

中川煉瓦近傍在所にて。機械成形煉瓦の平の面に楕円形状・渦状の空隙が生じている。粘土を押し出す際に小口・長手は機械金口に接するため流速が低下する一方、中央部分は拘束を受けにくいため流速が早くなる。その流動速度の差によって斯様な楕円形状の剥離を生じることがある。「中抜き」と形容されることもあり。大阪窯業の舗装煉瓦もラミネーション現象による表面剥離に悩まされ、完全には解決できなかったといわれる(小口方向に押し出す方式だったためラミネーションにより平-長手の稜が欠けやすかった)。『道路の改良』第7巻第2号(大正14年2月)参照。

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