江州煉瓦

大正7年10月に栗太郡物部村319(現守山市浮気)に創業した煉瓦製造会社で、T9頃 には膳所の黒川煉瓦工場を買収して膳所工場とし、昭和4年には草津市山田の大阪窯業近江工場を買い取って山田工場とするなど県下工場としては旺盛に設備投資をした。そのせいかどうかわからないが。滋賀県下でこの工場の”○G”マークの煉瓦を見ない地域はないというほど県下に遍く行き渡っている。滋賀県以外にも福井県越前市、大阪府茨木市、吹田市、京都府木津町、奈良県奈良市など近隣諸府県でも見ることができる。検出例が多いのは守山市の本社工場が昭和47年頃まで操業していたことも関係しているだろう。

越前市や大津市膳所で検出されたものは”○G”マークの下に英数字の添印がある。また”○G”煉瓦の大半は機械整形だが長浜市柳ヶ瀬の民家に使われているもののように手整形煉瓦に打刻されたものも存在する。

なお昭和15年頃には京都市丸太町通知恵院西入に置かれた「合同販売所」でも煉瓦を販売していた。

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