桜+カナ、桜+漢数字

関東地方では小菅集治監製煉瓦の刻印として知られ、花弁の脈や蕊なども再現した写実的な印影が特徴的な桜型刻印。関西地方では五弁の桜型の輪郭に漢数字やカナを添えたものが散見される。内包する文字は作業者の識別印の意味があると思われ、そのような体裁の違いから関西地方の工場が採用していた刻印と推定される。

検出例はさほど多くないが、大阪市天王寺区の真田山陸軍墓地(区画の敷石に”桜+四”)、都島区毛馬桜之宮公園干潟採取の煉瓦(”桜+ツ”)などがある。該当会社は不明。


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