和歌山煉瓦製造所

和歌山市太田61に大正5年5月に創業し、断続的に煉瓦を製造。工場所在地には今でも焼損煉瓦が多数残され分銅型刻印が確認できる。同形刻印は和歌山県下・奈良県下紀ノ川流域を中心に広範囲に分布。由良要塞友ヶ島海軍聴音所建物にはこの刻印煉瓦が使用されている。また和歌山市鳴神の鳴神団地でもこの刻印煉瓦を使った構造物が見られる(恐らく戦後の作)。

明治期の和歌山煉化石との関係は不明。ここでは区別のため「和歌山煉化石」「和歌山煉瓦」とするがこれが固有の社名であったとは思われない。


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