”○―”刻印

大阪城本丸北東隅付近で採取。細めの”○”に横割りの線が入り、これとほぼ同サイズのカナ”ロ”が添えられている。検出例はこれ一例のみで使用社の目処も立っていない段階だが、大阪城本丸では明治20年代の構造物に見られることの多いカナ入り堺煉瓦のほか、”○+カナ”英字刻印など稀な刻印が多々見られ、大阪市水道の大手前配水池(M28竣工)から胎出したものと想像される。だとすれば”○―”もこの時期の工場のものか。検出品は2/3ほどの断片で、泉南煉瓦に特有の斑が確認できる。

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