膳所監獄 小判形+英/漢数字@加太トンネル柘植口作業場



加太トンネル西口坑口に向かう道の途中にある平場に煉瓦屑が多数散っている。不思議なことに加太トンネル工場の扇形は見られず、膳所監獄使用印と推定している〝小判形+英/漢数字〟印ばかりがある。工事の最後の段階で煉瓦が不足し、膳所監獄に供給を求めた結果か。検出した印は〝4三〟〝4四〟〝6二〟〝7一〟〝8四〟、さらに英数字だけで構成された〝45〟も存在(写真未撮影、採刻済)。

小口・長手をセットで計測できる断片を測った結果、8個平均で 111.6 x 56.8 mm、小口対厚比を強引に出せば 1.97 となる。監獄則煉瓦は 1.905 。作業場には基本的にこのタイプの煉瓦の屑が多く、稀に3インチ厚の屑も見られる。膳所公園でも3インチ厚煉瓦を検出している。西口坑口天辺にも3インチ厚煉瓦?が使用されている。

http://bdb.kyudou.org/?p=16032

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