”短破線”刻印 破線刻印は畿内各所で様々なパターンが見られるが、なかでも阪鶴鉄道野田尾トンネルの近辺で検出されるものは幅のある歯車を転がしてつけたような短破線が特徴的。同トンネルが建設された頃(明治31年前後)は各地に新工場が乱立した頃で、どこの製品ともアテがつかないが、仮にこの形状が手がかりになるとすれば、その分布範囲から該当工場を絞り込めるかも知れない。ただし野田尾トンネルではこの短破線刻印以外にも単純幾何学模様の刻印が数種見つかっており、必ずしも短破線だけではないことは考慮する必要がある。 柴島干潟で採取したものが興味深い。柴島干潟の瓦礫が上澱川橋梁改築に伴うものであれば明治34年頃製造となり阪鶴採用時期にも近い。上十三川橋梁複線部から出胎したとすればより近くなる(M31)。該煉瓦は奥田煉瓦”B”と共使いで、これは湖東線複線化の頃から採用されている。瀬田川橋梁下でも破線刻印の検出あり。 Category Archives: 短破線(阪鶴鉄道系) 短破線刻印@奈良鉄道木津川橋梁2025-01-19 短破線@洲本市由良2024-12-31 短破線 on 肉厚撥形異形煉瓦@柴島干潟2024-03-31 短破線刻印@瀬田川橋梁近傍転石2022-12-10 短破線@京都市右京区梅津東構口町2021-03-16 短破線@京都市右京区梅津東構口町2021-03-16 短破線@宇治駐屯地電計課敷石2019-11-23 〓?単破線?@高槻市52019-04-06 破線@阪鶴鉄道野田尾トンネル2018-03-08 破線@阪鶴鉄道野田尾トンネル2018-03-08 破線@阪鶴鉄道野田尾トンネル2018-03-08 破線@富田林市2017-11-20