[Sec]”K2” 断面

播州地方で製造されたとみられる煉瓦。播州では水分を多く含む緩い粘土(「粘い土」)を使い、型枠に投げ込む手法で作られていた。そのことを裏付けるように煉瓦断面に函形を見ることはできない(白斑の元となる白い塊はあるがそれがほとんど流動していない)。胎土に褐色の粒を多く含むのが特徴で、顕微鏡で観察すると屑煉瓦の粉末らしく見える。後掲”播煉ヲ断面”参照。

https://bdb.kyudou.org/?p=10212

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