長手/厚、小口/厚セット計測。基本的に各辺中央計測。
計測場所は東口向かって左側の胸壁。これもやはり監獄則 8.3 x 4 x 2.1 寸素地の等方縮小。この素地が0.88倍に焼き縮んだ場合には7.3 x 3.5 x 1.85 寸となり 7.3 × 3.55 x 2 寸の平面形には近いものになる(それでも厚は明確に2寸でない)。
ねじりまんぽ西口笠石には”□+疏”、向かって右側のピラスター脇の胸壁には”ソ一一”の印あり。西口には”○”刻印の打刻された小口もある。
なお東口向かって右側の胸壁には60mm厚の機械成形煉瓦が使用されており後年大規模に補修されたものとみられる。左側胸壁の煉瓦は坑道の巻きに使われているものと同じ。また坑道の煉瓦は接触部が強く赤く発色している特徴がある。