[CP]津守煉瓦 関係者

林尚五郎（Hayashi Shougorou）

M20代は回漕業を営んでいた？　鹿児島県人で同名の人物が「北洋丸」という船を所有し（『船名録』、『日本全国商工人名録. [明治25年版]』鹿児島市の欄）沖縄離島を結ぶ回漕をしていた？（『秘書類纂 帝国議会資料 下巻』風帆船与論島丸船主林尚五郎に対し沖縄県各離島航海費補助としてM24-28に毎年700円ずつ支出）。

鹿児島商工会議所設立の頃に役員（『鹿児島商業会議所三十年史』）。

M25『日本全国商工人名録』に掲げられた屋号（ヤマ王）でM41『商工重宝』）に煉瓦製造販売商として掲載されている。住所は（大阪市）西区北堀江三番町。

『日本全国諸会社役員録』明治31年に設立の頃の役員。所在地：西区北堀江三番町、設立 明治30年5月、資本金 100000円、一株 50円、払込高 31825円、社長 林尚五郎、取締役 水落義平、同 樋口六左衛門、監査役 池田半兵衛、同 中島音次郎

林信一郎

『日本工業要鑑. 大正11年度用（第12版）』津守煉瓦の所主代

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/961855/89　大阪京都名古屋神戸問屋便覧

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/974389/139

T7『大阪府下組合会社銀行市場工場実業団体一覧』百舌鳥村の素地工場は林信一郎　津守煉瓦工場と狭山村半田の素地工場は林尚五郎

『日本工業要鑑. 大正13年度用（第14版）』大阪煉瓦株式会社、林要五郎、林十五郎とともに林信一郎が取締役

林十五郎

『 日本工業要鑑 大正9 〔下〕年度用（第10版）林商会津守煉瓦製造所主任。販売部主任？（同書219K参照）

T15『現代紳士録 : 出身学校別 』　慶応義塾大学M25卒　大阪煉瓦株式会社取締役社長　（『慶応義塾塾員名簿 昭和１７年版』あり）

山田正義

M42頃より津守煉瓦技術者（『日本工業要鑑. 明治42年第4版』）。工場に代表技術者がいた例は稀。

M33-39『帝国鉄道要鑑. 第２版』には北海道セメント株式会社の煉瓦課主任代理技手に同名の人物。

他にも明治10年代～40年代に司法分野で同名人物がいるが関連はわからない。[大阪朝日新聞昭和九年九月関西地方大風害記事]（昭和九年九月二一日至九月三〇日 号外共に海軍第二回論功行賞）呉鎮守府の下士官兵の中に同名人物。

余談：大阪都市計画第一期第二期下水道事業誌 納入実績