西尾藩勘定場・地方役所跡に建つ民家の周辺には3インチ厚の肉厚煉瓦が多数あり(門柱はセメントモルタルが使われているので後年のものとみられる)。現在住まわれている方によれば前の持主から”西尾焼”の煉瓦だと聞いているとのこと。おそらく勘定場・地方役所として使用されていた時期に士族生産所製品が持ち込まれたものとみられる(”イー“異形煉瓦や肉厚漢数字・□+カナ印など生産所時代後半の刻印が多い→工場廃止時に販売可能な製品のみ引き取った?)。
漢数字“三二”@西尾藩勘定場跡民家
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