”ビー”@天竜川橋梁第二橋脚付近転石


大野煉瓦 “十五”+”ビー”と同じ瓦礫に。形状指示の”ビー”だけで、大野煉瓦の指示よりも大きく、長音記号を思い切って伸ばしているのは勢陽組形状指示印の特徴。

初代天竜川橋梁の橋脚は長径24ft、短径12ftの楕円形ウエル。M21.11.竣工。長良川橋梁も楕円形ウエルで作られたが径が異なる。ここには7種類の異形煉瓦を用いた記録あり。T2二代目橋梁も似たような楕円形橋脚だったようだが詳細は不明。上流側に複線化されたのは確かなので下流の井筒は初代のものとみてよい。ただし瓦礫はその上に転じていたもので、初代のものとは確実には言えない。肉厚煉瓦の使用も決定打にならず。なぜなら天竜川橋梁の東にある小橋梁の橋台は増設部にも肉厚煉瓦が用いられている。

→勢陽組工場跡で検出した”エー”と同じ特徴を持つので勢陽組製品と推定したほうがよい。

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