[dim]大阪鉄道 淀川橋梁橋台

右岸橋台 奥:M28大阪鉄道建造 手前:T3鉄道省建造

大阪鉄道 淀川橋梁 左岸
R長手/厚 21=4.29 [4.23, 4.36]99%
R小口/厚 22=2.00 [1.96, 2.03]99%
D21 = 223.8 x 104.2 x 51.73 mm
⇒ 7.4 x 3.45 x 1.7 寸 or 8-3/4 x 4-1/8 x 2 in( 1.2 in/寸 換算)

左岸橋台 M28大阪鉄道建造

大阪鉄道 淀川橋梁 左岸
R長手/厚 22=4.29 [4.22, 4.37]99%
R小口/厚 24=1.99 [1.96, 2.02]99%
D22 = 222.7 x 104.3 x 52.03 mm
⇒ 7.35 x 3.45 x 1.7 寸 or 8-7/8 x 4-1/8 x 2 in( 1.2 in/寸 換算)

大阪鉄道淀川橋梁の橋台は小口を焼過にした煉瓦と普通焼きの長手とでポリクロミー装飾としているため、長手/厚比は普通焼きの、小口/厚比は焼過の比率を測っていることになる。どちらの橋台も長手/厚比が 4.30 前後を示し、また実寸からもやや特殊な規格であったことが推測される。8-3/4 x 4-1/4 x 2 in のディメンジョンを意識したモジュラー設計の煉瓦(山陽形を2インチ厚にしたモジュラー設計の煉瓦)を規格として採用していたか。類似の煉瓦は環状線弁天川橋梁の内回り橋脚、大和川第一橋梁橋台でも検出。他の構造物、例えば雁多尾畑暗渠では 4.20 / 2.00 前後の大高並形(あるいは大高山陽形)が採用されている。

https://bdb.kyudou.org/?p=15688

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