[dim]山陽鉄道 市川橋梁

市川橋梁橋脚(右:オリジナル、左:複線部)

オリジナル(上り線)はM23に建造(M22開業時は仮橋、翌年本格竣工)。モジュラー設計の山陽形とみられる。旭商社□+漢字印の製品を使用。

山陽鉄道 市川橋梁 オリジナル部(上り線)
R長手/厚 20=3.19 [3.14, 3.24]99%
R小口/厚 20=1.53 [1.51, 1.55]99%
D20 = 221.2 x 106.2 x 69.30 mm
⇒ 7.3 x 3.5 x 2.3 寸 or 8-3/4 x 4-1/8 x 2-3/4 in( 1.2 in/寸 換算)

下り線はT6.4.16開業で岸和田煉瓦刻印を確認している。実寸は一回り小さいが大高山陽形の対厚比に一致。大高山陽形のディメンジョンでさらに焼き縮めて 8-3/4 in 近くに焼き縮めたタイプ。

山陽鉄道 市川橋梁 複線部(下り線)
R長手/厚 20 = 3.26 [3.22, 3.29]99%
R小口/厚 20 = 1.55 [1.52, 1.57]99%
D20 = 218.8 X 104.9 x 67.48 mm
⇒ 7.2 x 3.45 x 2.25 寸 or 8-5/8 x 4-1/8 x 2-5/8 in( 1.2 寸/in 換算)

市川橋梁は別途架橋で複線化しており、旧橋梁と同じ煉瓦を再採用する必要はなかったはずだが、律儀に山陽形煉瓦で構築しているのが興味深い。他の場面では山陽形(モジュラー設計)に大高山陽形を継ぐような拡幅をした箇所があるのかも知れない。

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