宇品に設けられた糧秣支廠倉庫の一部を存置したモニュメント(M44竣工)。長手縁に○形の印がある煉瓦が数個使われている。このモニュメントには三津浜煉瓦の前身の工場(あるいは伊予煉瓦工場?)が使用していたとされる”○ト”印の煉瓦があったことが広島市郷土資料館調査報告書第16集『れんがと広島』p.34にある(出典には”オ”字を添えた刻印煉瓦の写真を掲載)。これもその系統かも知れない。
解説モニュメントの煉瓦にはY線あり。白斑を含まない均質胎土。
10円玉とのサイズ感の比較 https://bdb.kyudou.org/2018/02/18/%e2%97%8b%e3%83%88%e8%b2%9e%e5%be%b3%e7%a4%be%e5%a3%81/