”□+又”@入船山記念館 元・券売所




昭和56年に解体された初代呉鎮守府の解体瓦礫から採取した煉瓦で作られた建造物。現在はボランティア詰所として利用されている。ここに敦賀港駅ランプ小屋東海道線構造物で検出されている”□+漢字”印と同じ刻印煉瓦を見ることができる(参考:https://note.com/yanotatsuya/n/n44ce6069fbc7)。2枚目・3枚目写真の”□+又”はランプ小屋で検出されたものと同じ。3枚目はやや縦長の印で他所では未検出だが同系統のものと見てよい。

初代呉鎮守府庁舎はM20.2.6起工・M22.3.31竣工(『街のいろはレンガ色』p.131、データ出典『呉鎮守府工事竣工報告』M25度「造家工事落成調」)。竣工当初は軍港司令部として建設され後に鎮守府庁舎となった。他の建造物はM19.11.中に着工しているものがある。揖斐川橋梁が M19.1.着工 M19.10. or 12.竣工、天竜川橋梁M20.1.着工 M21.11.(or M20.11.)竣工で使用時期はおおよそ一致する。

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