”□+製”@揖保川橋梁下り線P10

下り線第10橋脚・第11橋脚は基礎に径12ftの円形井筒が採用され、その頂部に煉瓦がドーム状に配置されている。そのうちの一つに”□+製”とみられる印。

なお、井筒の煉瓦小口は橋脚壁体などに使われている普通煉瓦と同じ幅で、官設鉄道が採用していた”B”形状の煉瓦ではないようである。その一方、”A”に相当する長手は明確に湾曲しており特製の煉瓦とみられる。余談ながらP10は井筒と橋脚筐体の位置が合っていない(井筒が上流側へ10~20cmほどずれている)。

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