長手と厚、小口と厚をセットで計測。計測位置は基本的に各辺中央。
明治36年関西鉄道による複線化で建設(写真手前)。天面に日本煉瓦、岸和田煉瓦の刻印を見ることができる。
対厚比で判断すれば大高のいう作業局形が該当するが、平均値実寸は 7.25 x 3.5 x 1.8 寸でかなり乖離する。もともと作業局形は大高表にしか現れない規格なので検討の余地あり。
7.3 x 3.5 x 1.8 寸 、もしくは広島軍用水道の建設に際し市場で入手できる煉瓦の平均的な寸法として設定した規格 7.3 x 3.55 x 1.8 寸(=琵琶湖疏水規格の1.8寸厚)が実寸には近い。さらにいえばフランスの規格が一番フィットするが……。→brickcalc