”丙2”・”丙3” on 肉厚撥形異形煉瓦@近江八幡市池田本町


日野川に架かる仁保川橋梁はM22.5.に竣工した当初は60ft錬鉄鈑桁を12径間架け渡したものだった。現橋は支間19.15m(≒60ft)の9径間で、いつの時代かに池田本町方の3径間が取り壊され築堤化されたようである。池田本町在所に転じている瓦礫はこの3径間の橋脚のものと推測される。なお現橋の橋脚は第一・第二・第八橋脚は小判型の煉瓦+石積橋台で、第一・二橋脚は作業局形~東京形と推測される普通煉瓦、第八橋脚は山陽形類似の肉厚煉瓦で積まれている(池田本町の煉瓦転石は75mm超で、山陽形ではなく東海道線建設時に採用されていた厚3インチ弱の肉厚煉瓦とみられる)。現存する橋脚は全改築されているかも知れない。

http://bdb.kyudou.org/?p=10673

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