”ビー”@初代木曽川橋梁井筒


12ft円形井筒の異形煉瓦規格”B”の位置に使用。”エー(A)” や ”シー(C)” には添印が見られたが”ビー”に添印があるものは見つけられず。また井筒内に充填されたコンクリートにも”ビー”煉瓦の残欠が多く搗きこまれていた。いずれも厚3インチの肉厚煉瓦である。

12ft井筒の規格ではA+B+B段とB+B+C段を繰り返して積むことになっており、該井筒は定規制定以前のものだがそのように積まれている(寸法比較は未)。


桂川橋梁”B”(左)、木曽川橋梁”ビー”(中央)、勢陽組工場跡採取品(右)を比較。桂川橋梁・木曽川橋梁のBは比較的良く似ている。勢陽組製品はやや長い。厚さも勢陽組製品が最も厚いが誤差の範囲かも知れない。右端は比較用の並形煉瓦。

http://bdb.kyudou.org/?p=9565

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com